すべての販促ツールには、ストーリーやシナリオを。ダイレクトに言わずに感じてもらうのが効果的。

アイデアの種

広告プランナー、集客と販売促進の企画制作プロデューサー兼アートディレクター。株式会社スタジオ・ディライト代表取締役。

全国各地の有名企業から小規模事業まで、500社を超えるクライアントのプロジェクトに参画。広告や店舗の企画制作プロデュースから、ワークショップなど集客に関わる企画で幅広く活動中。
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販促ツールとひとくちに言っても、SNSから名刺、チラシ、パンフレット、雑誌・新聞広告などの紙媒体、ウェブサイト、ランディングページから、メディアミックスの大々的なキャンペーンまで、多種多様にありますが、

どれも作る時に意識しなければいけないのは、ストーリー性です。

ストーリーと言ってもファンタジックなことを指すのではなく、始まりと終わりがある、全体的な「流れ」のシナリオです。

それは、ユーザーが目にした時から始まり、こちらが望むエンディングに至るまでの一連の流れ。

本当の広告では、もっと複雑に誘導して行きますが
ざっくり言うと、例えば、こんな感じです。

◆起……掴み。ユーザーが興味を持つ利益の提示
◆承……掴みから繋ぐさらに魅力的なアピール
◆転……商品の詳細説明
◆結……問い合わせる、購入する

うまくいかない広告は、情報の羅列だけになっていて、この流れのストーリー、シナリオがスムーズに連結されず、途中で途切れているのです。

途中で途切れてしまうと、ユーザーはわざわざ調べたりせず、興味を失って離脱し、読むのをやめてしまいます。

伝えたいメッセージのストーリーが途切れ、もしくは尻切れトンボになってしまい、肝心のメッセージが届けたい相手のところまで届かないケースですね。

よくあることですが、それを防ぐシンプルで重要な対策は、スタートとゴールをハッキリさせることです。

【スタート】お客さんが得られる利益の提示
 ↓
 ↓ 【ストーリー】
 ↓
【ゴール】目的(問い合わせ・購入・来店)

を明確にし、そこをつなぐ流れ、ストーリーをしっかり綿密に組み立てていくことです。

ストーリーは、スタートとゴールを結ぶ内容とかけ離れていると、ユーザーが付いていけず離脱してしまいますので、アイデア次第では飛躍したストーリーでも構いませんが、全体の流れは自然になるよう意識しましょう。

また、この記事でわざわざストーリーという言葉を使ったのには、意味があります。

集客・販売促進のためのストーリーで重要なのは、本来は広告なのですが、ユーザーに「売り込みされた!」と思わせず、ユーザーのイメージをかき立てることです。

売り込みは、広告があふれかえる今の時代、敬遠・嫌悪されます。それよりも、ユーザーのイメージをかき立て、自ら行動してもらうようなストーリーを練るのです。

そのストーリーを練る時に、ぜひ心に留めてほしいことがあります。それは、

「本当に伝えたいメッセージは、ダイレクトに言わない。感じてもらう」

ということ。これは、とても重要。

例えば、映画や書籍の素晴らしいストーリーが「これは愛って大切っていう話なんですよ」と説明してしまわずに、映画1本分、本1冊分で、人を想う気持ちの大切さを感じさせてくれるように。

言って伝えるより、感じてもらうほうが、強く心に刻まれるのです。

もちろん必要事項、住所や電話番号、その他お店へのアクセス情報は必須ですが、一番伝えたいメッセージは、ストーリーを理解してもらうことでユーザー自身に感じてもらうのです。

「買ってください!」「来てください!」「これを見て!」では、あなたの希望を一方的に伝えているだけ。

それよりも、メッセージを受け取ったユーザーに、自分の意思で「これ欲しい!」「そこ行きたい!」「食べたい!」と思ってもらって、自ら行動してもらうのです。

もう、「とにかく売れ!」「買わせろ!」とか、そういう時代じゃないのです。ユーザーに自ら動いてもらうよう、アプローチするのが一番効果的なのです。

ストーリーは、イメージをかき立てるもの。
イメージは人の気持ちを動かします。

あなたの販促ツールに、ストーリーはありますか?

見直してみてくださいね。

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