集客・販売促進は先入観を活用して追い風にする

集客・販売促進の考え方

広告プランナー、集客と販売促進の企画制作プロデューサー兼アートディレクター。株式会社スタジオ・ディライト代表取締役。

全国各地の有名企業から小規模事業まで、500社を超えるクライアントのプロジェクトに参画。広告や店舗の企画制作プロデュースから、ワークショップなど集客に関わる企画で幅広く活動中。
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社会に流通する既成概念・先入観は、販売促進で大いに活用出来ます。既成概念や先入観をうまく使うことで、集客・販売促進の追い風にすることが可能です。

例えば……

このキャラクターはチックンとポヨヨンです。
ポヨヨンは何色でしょう?

……と質問されたら、多数の人はピンクだと考えます。
左右どちらがポヨヨンかを明示していなくても、右側がポヨヨンだと思う人が多いのです。

このように人には、なんとなく共有するイメージ=先入観&既成概念があります。

商品や店舗、販促物を作る時、世間の共有イメージに添った方向性で作成すれば、イメージの構築が容易になります。

全く新しい斬新なデザインやブランディングで、これまでにないイメージを浸透、定着させようとすると、莫大な費用、期間が必要になります。

ですが、「~~らしい」「~~っぽい」という人々の既成概念に基づいたものは、即座に安心感・納得感を提示できるのです。

人は新しいものに接した時、自分の持つイメージと一致すると安心し、納得します。

イメージと違う場合は、違和感を持ちます。違和感は深層心理で拒絶につながります。 大多数の人が持つイメージに反すると、集客・販売促進は効果薄になるのです。

つまりイメージと違わないこと、イメージと一致していれば、受け入れてもらいやすくなるのです。

むらさき色の牛乳のパッケージとか、
ショッキングピンクの暖簾のラーメン屋さんとか、
アバンギャルドなセラピーサロンとか。
病院みたいな内装のレストランとか。

あんまり買いたく、行きたくないですよね。

上の例は極端ですが、世間の人の持つイメージを損なわない集客・販売促進は、それだけで有利です。

それだけでなく、先入観の持つ既存のイメージを使って、老舗風、スタイリッシュ、親しみやすさ、安心感、くつろぎ、癒し、などなど、アピールすることも出来ます。

商品、店舗、販促物……。
お客さんが違和感を持たないか、既存のイメージに添っているか、今一度確認してみましょう。

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