考えることを止めないで。集客・販売促進で、想像することの重要性。

集客・販売促進の考え方

広告プランナー、集客と販売促進の企画制作プロデューサー兼アートディレクター。株式会社スタジオ・ディライト代表取締役。

全国各地の有名企業から小規模事業まで、500社を超えるクライアントのプロジェクトに参画。広告や店舗の企画制作プロデュースから、ワークショップなど集客に関わる企画で幅広く活動中。
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集客・販売促進、広告作りで一番重要なのは、センスでも予算でもありません。
(もちろん、それも大事ですが)

でも、それらを差し置いても一番大事で、不可欠なもの、

それは「想像力」です。「推理力」と言ってもいいかもしれません。

伝えたい相手がどんな人で、何を考え、何に関心があり、何に困り、どんなことを喜ぶのか。それが想像、推理出来なければ、伝わる広告は作れません。

広告を出す、となると、相手は得体のしれない群衆、と感じるかもしれませんが、その広告を読むのは、1人×告知数。

広告を見る側からすると、受け取るのは自分だけです。例え企業が相手の広告でも、その広告を読むときは、担当者さん1人。
担当者さんが責任者さんに届けたとしても、その責任者さんも読むときは1人。
脳みそはシェアできませんから、受け取る時は常に1人なのです。

受け手は群衆ではなく、個人の集まりであることを常に意識しましょう。
漠然とした伝え方ではなく、1人の相手に響く広告を考えましょう。

1人の相手を想定して、想いを込めて作った広告は、多くの人に共感されるのです。
誰にでも見てほしい、と作った広告は、誰にも見向きもされない広告になってしまいます。
受け手が「みんな宛のものは、別に自分には関係ない」と思ってしまうからです。

例えば大きな駅や街角で、「皆さん!」と呼びかけても、ほとんどの人は振り向きません。「みんなとは、自分以外の誰かなんだろう」と思うからです。

でも、「最近体の衰えを感じている40代のそこのあなた!」などと呼びかければ、振り向いてくれる人の数は、「皆さん!」より増えます。
対象を絞れば絞るほど、逆にリアクションが増えるのです。

届けたい相手に「ん? 私宛のメッセージ?」と思ってもらうために、想像力を使いましょう。

そして広告を見た相手も、内容を見て想像をめぐらせ、つい行動してしまう集客、広告を目指したいですね。

心を動かすことが出来れば、人は動くのです。
心を動かす広告には、想像力が不可欠です。

あなたの広告は相手の心に響きますか。

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